
みなさーん、8月も終わりますね。
最近よく「O157」感染のニュースをよく聞きますよね。埼玉県、群馬県でポテトサラダを食べて感染したニュースは記憶に新しいですよね。保育施設や老人福祉施設などでは、毎年のように「O157」という大腸菌による集団感染が報告されていますよね。
さて「O157」とは、大腸菌の一種です。大腸菌は健康な人の体にも存在するんですよ。
ほとんどものは無害ですが、このうちいくつかのものは、下痢などの症状を起こすことがあり病原性大腸菌と呼ばれているんですよ。
病原性大腸菌には四つの種類があり、そのうちの一つである「腸管出血性大腸菌」は『ベロ毒素』という病原性の強い毒素を出して、けいれんや意識障害などの脳症や、溶血性尿毒症症候群(HUS)などを起こすんですよ。
『病原性大腸菌O157』はこの一種なんですよ。
詳しく見ていきましょう。
● 感染経路 : この菌により汚染された食品や水(井戸水)による経口感染です。
o157は、牛などの腸の中にいます。肉の解体などは、菌が他につかないようにして行われますが、流通までのどこかの段階で菌がつくことも考えられます。
● 潜伏期間 : 4~9日
● 症 状 : 典型的症状として、腹痛・水様性下痢・血便などがあり、一部に溶血性尿毒症症候群 (HUS)など重症の合併症を引き起こし死亡することもあります。
● 対 策 : 原則は、菌を「つけない、増やさない、やっつける」という3つです。
肉や野菜など食品を購入するときから、注意が必要です。
肉に他の食品が触れないようにすることが大切です。肉汁にも菌がいる可能性がありますから、買い物袋の中で、肉や魚の水分が漏れないようにビニール袋に包むなど、他の食品と分けてください。冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れてください。
● 冷蔵庫での保存時の対策
温度設定は、冷蔵室は10度以下、冷凍室は氷点下15度以下が目安です。
注意したいのは、冷凍室に入れても菌は死なないということです。冷蔵室では、菌がいた場合、ゆっくり増殖しています。特に夏は、冷蔵庫の開け閉めを頻繁にすると温度が高くなりやすいので注意が必要です。10度を上回ると増殖が早まるので、冷蔵室は10度以下にしてください。
冷蔵庫の中でも、肉などは包んで保存します。肉を庫内の上の段でなく、下の段に置くようにすると、肉汁が漏れても他の食品に広がりにくくなります。
食品は、早めに使い切ることが大切です。
● 消毒方法:まず徹底して手を洗いましょう。
食事をする時、調理をする時、排便後は石鹸を使い十分な流水で手を洗いましょう。
消毒剤としては逆性石鹸(塩素ベンザルコニウム等)の100~200倍に薄めたものや、消毒用アルコ-ルを使うのもよいでしょう。
食べ物や食器の消毒(O157は熱に弱いです)
加熱する食品は中まで十分火を通しましょう。75℃以上で1分以上加熱すると安全です。
食器・台所用品は十分に洗い乾燥させます。
消毒する場合は、熱湯を用いたり、塩素系漂白剤の300~500倍に薄めたもの、逆性石鹸の200~300倍に薄めたものを用います。
● 感染したときも注意点
下痢しているから下痢止めの薬を飲むようなことをすると、腸にくっついた菌がいつまでも腸にとどまって毒素を出し続けて、かえって症状が重くなってしまうことがあります。
血便や激しい腹痛、下痢などの症状があったら、自分で判断せず、医師の診察を受けることが重要なのです。
(一部、大阪府病院薬剤師会HP、NHK HP、ウィキペディア より抜粋)
TeamHP☆ゆきクリ
みなさーん
8月も後半になりましたね。
思い出しますよね。この時期になると段々、だんだん、と・・・
宿題!のことが重荷になってくるんですよねぇ~ (^^;
小学校の時の絵日記、8月の残り3日間で仕上げるのは苦労したものです、苦笑
過去の天気を調べるのは新聞。家の新聞をひっくり返して探したものです。7月後半の新聞がないのでご近所に残ってないか探したのも苦い思い出です。
今はいいですよね。IT世代は便利ですよね。検索すると一発で出てくるんですよね。
定番は、goo天気「夏休みの天気」ですね。夏休み期間中のお天気と最高気温・最低気温が、全国都道府県別にチェックできます。天気図も分かります。夏休みの天気を調べるのは簡単。あっという間です。その他にも日本気象協会「過去天気」などでも夏休み期間中のお天気が全国都道府県別に載っています。天気図もチェックできます。
絵日記もパソコンで写メでインスタ生えの写真付き、お天気データも動画付きで、夏休み宿題IT化時代が来るんでしょうか・・・
TeamHP☆ゆきクリ
今年もOD(起立性調節障害)家族の会主催のキャンプが「自由の森なるかわ」(東大阪市立野外活動センター)で2泊3日のスケジュールで行われました。当院からは院長、副院長が2日目だけ参加させて頂きました。
コミュニケーションスキルを上げるゲームやグループワーク、SGD(スモールグループディスカッション)、皆でカレー、飯盒炊爨、手作りナン体験などなど・・・。盛りだくさんのプログラムですが、参加した子供たちは皆んな仲良く楽しく過ごせたようです。スタッフは医師、看護師、臨床心理士、患者家族、参加経験者と完璧なフォロー体制で安心して参加できますね。その分、スタッフのご苦労は身に染みるものです。ほんとお疲れさまでした。
何はともあれ、参加した子供たちは充実した3日間を過ごし、また、気持ちのいい達成感を味わったはずです。この経験がこれからの糧になればと思います。
TeamHP☆ゆきクリ